オレンジの羽根募金について
子どもたちを取り巻く
現状について
- オレンジの羽根募金設立の経緯
-
「オレンジの羽根」の誕生には、重い背景があります。
それは児童養護施設の職員であった私と、孤独だったある少年の心に深く刻まれた物語です。彼は、小学3年生のときにネグレクトにより健康を害し、施設に引き取られました。
細身で控えめな性格の彼は、しばしば他の子どもたちからいじめを受けていました。しかし彼には、その悲しみを超越する特別な才能がありました。
それは絵を描くこと。彼は人々の似顔絵や、花や動物を描いては職員たちにプレゼントしていました。
そして、彼が高校を卒業し、グループホームでの生活を始めた直後、新型コロナウィルスの感染拡大による対面制限が課せられ、孤独感が増す状況が訪れます。
彼はこの絶望的な孤独の中で自殺を選び、わずか18歳でこの世を去ってしまいました。この痛ましい出来事に私は心を痛めました。
このようなことを増やしたくないと強く思い、「オレンジの羽根」を立ち上げました。
この名前は、彼の絵でよく使っていたオレンジ色から取りました。
オレンジの羽根は、彼らが抱える問題に対し、一緒に飛び立つ勇気と希望を象徴しています。
我々「オレンジの羽根」は、日本全国に彼のような子どもたちの存在と彼らが抱える問題を伝え、またそれらの問題に対する理解と支援を求めます。
特に我々は、高校卒業と同時に児童養護施設を卒園する子どもたちに寄り添う大人の数を増やすことを目指しています。
「オレンジの羽根」は、子どもたちの生き抜く力と希望を象徴します。我々の活動を通じて、この子供たちに対する理解と支援の輪が広がり、彼らが抱える問題に対する社会全体の取り組みが始まるきっかけとなることを願っています。
あなたの支援が、彼らに新たな未来を描くための「オレンジの羽根」を授けることができます。ご支援をよろしくお願いします。
子どもたちの環境格差を乗り越える機会をつくります。
職員など携わる大人の環境改善にも取り組みます。
よりよい社会づくりの一環として、貢献できるように努めます。
暮らしのために
- 現場の改善に取り組みます(相談できる大人を増やす/行事の支援/卒園後の支援/職員相談窓口など)
- 現場の課題を共有し、解決していくための事業を展開します
- 子どもたちの環境格差を乗り越える機会をつくります
- 職員など携わる大人の環境改善にも取り組みます
- よりより社会づくりの一環として、貢献できるように努めます
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