活動報告
ボランティア活動報告「特定非営利活動法人チームふくしま」
2025年度児童養護施設ボランティアサポート基金「活動報告」
① ボランティア団体の紹介
2008年、若手経営者たちが「相互支援」や世界をよくしていくことを目的に立ち上げた私たちの団体は、同年より福島県福島市の児童養護施設にて、継続的なボランティア活動を行っています。
東日本大震災をきっかけに「福祉雇用創出・観光促進・防災教育の普及」を目的に復興支援事業「福島ひまわり里親プロジェクト」や防災減災や震災の記憶・教訓の伝承伝達を目的とした独自の検定「ひまわり防災検定」を行わせていただいています。また、誰かが先払いすることで無料や低価格で食事やサービスを受け取れる「お互いさまチケット」の普及や困窮世帯の子ども達への支援事業で無人福祉型子ども食堂「コミュニティフリッジひまわり」を通じたお互いさまで溢れた街の実現を目指す「お互いさまの街ふくしま」を行わせていただいています。
手品ボランティアをきっかけに、児童養護施設の子どもたちとボランティアの大人達が交流するイベントとして18年継続して行わせていただいている、日本一不親切なチャリティイベント「笑うお食事会」。笑うお食事会をきっかけに、子ども達や児童養護施設への理解が深まり、養子縁組や就労等にも繋がっています。
その他、卒園生の前撮り写真会や夢ケーキ、バーベキュー体験、職業体験、リクエストがあった時には家庭教師派遣、定期的なディズニーランド体験会など児童養護施設の子ども達向けの行事をさせていただいております。

② ボランティア活動の魅力
児童養護施設でのボランティアは、子どもたちの心に寄り添い信頼関係を築く貴重な体験です。多様な背景に触れることで価値観が広がり、社会課題への理解も深まります。子どもたちの成長や笑顔に励まされ、自分も支えられていることを実感できます。自分のスキルや時間を活かし、子どもたちの体験や明るい未来につながることも大きな魅力です。
③ 具体的なボランティア活動のエピソード
12月29日に一時帰宅できる子ども達と一時帰宅できない子ども達が分かれる。児童養護施設の方より「子ども達と一緒に過ごしてくれる大人がほしい」とのご要望を受け「笑うお食事会」を行わせていただいています。
大人の参加者には、自身の昼食代の他、子ども1人分の昼食・交通費を負担し、子どもたちと一緒に食事やマナー教室、遊んだりミニコンサートを楽しんだり等一緒に過ごしていただいています。福島県のみならず全国よりご参加いただいています。年毎に内容等は変えておりますが、子ども達と「一緒に」過ごし、体験、学んでいただく事は変わらず、大人が輝けば子どもが輝きます。
参加した大人からは「子どもは大人を信用できないのではなく、もがきながらも信用したいと思っている」との気づきや、「応援する大人がいることが子どもの心に届くように」という想いのコメントが寄せられています。
子どもたちからも「勉強になった」「普段会えない人と交流できて嬉しい」「一生の思い出になった」などの声が上がっており、大人が輝くことで子どもも輝くという大切な時間となっています。
▼笑うお食事会エピソード
https://youtu.be/EpGlXoRSUJU
https://youtu.be/1-gsHMzVChI
④ ボランティア活動を通して学んだことや、成長できたこと、得られたスキルについて
児童養護施設でのボランティア活動を通じて、子どもたちの信頼を得るには丁寧で継続的な関わりが必要であることを学ばせていただいています。傾聴力や共感力、多様性への理解が深まり、価値観も広がります。また、一貫性のある支援の大切さを実感し、行動力や責任感、状況に応じた柔軟な対応力も身につけることができます。
⑤ これから新しくどんなことに取り組んでいきたいか
子ども達の明るい未来のために「笑うお食事会」などの取り組みを継続してさせていただき、児童養護施設や子ども達の理解を深めていけるように繋げさせていただきます。また、子どもたちが多様な体験を通して自分の可能性を広げられるような機会をつくっていくことにも取り組ませていただきます。そして、「笑うお食事会」を全国でも広められるように取り組ませていただきます。

⑥ 児童養護施設で暮らす子どもたちの魅力について
児童養護施設で暮らす子どもたちは、「大人を信用していない子」ではなくて、「もがきながらも、本当は信用したいと思っている子」が多いと思います。一度心を開いてくれると、驚くほどまっすぐで、優しくて、あたたかい子ども達です。
困難な状況や生まれ育った環境によってつらい経験をしてきたからこそ、人の痛みにも敏感で、人の想いにちゃんと応えようとする力強さがあります。彼らは、本当に魅力的で、未来に希望を持たせてくれる存在です。彼らの可能性は無限であり、未来を信じてまっすぐに生きる姿に、私たち大人が学ばされることも多くあります。
⑦ これからボランティアを始めようと思っている人にメッセージ
ボランティアは、誰かの力になるだけでなく、自分自身の学びや成長にもつながる大切な機会です。
まずは、自分自身の心や生活を大切にし、無理のない形で関わることが、何よりも継続の力になります。
自分を満たし、そこから溢れた優しさでできることに取り組むことで、その一歩が誰かの、子どもたちの希望となり、地域や社会にやさしい変化を生み出します。できるところから、あなたらしい一歩を踏み出してみてください。

<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。
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