活動報告
ボランティア活動報告「一緒に歩こう会 居場所サロンわかばハウス」
2024年度児童養護施設ボランティアサポート基金「活動報告」
① ボランティア活動の内容
児童養護施設で暮らす中高生のための食育講座の開催
・日時 夏休みまたは土日
・会場 J:COMホルトホールおおいた キッチンスタジオ(大分市金池南1-5-1)
大幡コミュニティーセンター 調理実習室(中津市大字大貞371番地403)
・対象 大分県内の児童養護施設で暮らす中高生
・内容 大分県内の上記2会場にて、児童養護施設で暮らす中高生対象の食育講座を実施。管理栄養士による栄養に関する講話の後、異なる児童養護施設の参加者で編成したグループで会場の最寄りのスーパーマーケットまで食材の買い物に行く。グループのメンバーで話し合いながら献立を考え、予算内での買い物や決められた時間内で調理を完了することで、初対面のメンバー同士でもひとつの目標に向かって助け合うことができるという成功体験の獲得を目指す。なお、各グループには、グループのメンバーが在籍していない児童養護施設の栄養士及び調理担当の職員が観察者として同行する。このことで、中高生は、在籍している施設の職員以外にも温かいまなざしで見守る大人がいること感じることができる。職員には、他の施設の中高生の様子や普段生活を共にしている中高生の施設以外での様子を観察して、日々の業務に役立ててほしいとの思いから協力をお願いしている。
② ボランティア活動をしていて大切にしていること
初対面のメンバーで編成されたグループ内で不安と緊張でいっぱいの中高生が、買い物→調理→試食と、同じ空間で過ごしていく中で、調理実習が終わる頃には、自然と笑顔がこぼれるようになっていく。わたしたちはこの笑顔がこぼれる瞬間を大切にしながら、児童養護施設で暮らす中高生のための調理実習を中心にしたソーシャルスキルトレーニングを計画そして開催している。
③ ボランティア活動を始めたきっかけ
以前仕事でかかわりのあった施設職員の方々から、こどもたちへ研修会をしてほしいと依頼を受け、一緒に働いていた仲間とボランティア団体を作り活動を始めました。
④ ボランティア団体を一言で紹介するなら
周りを巻き込みながら活動を広げていく団体です。
⑤ ボランティアをしていて一番楽しいと思うこと
こどもたちと一緒に考えたりしながら活動すること。繰り返し会うことで、成長している瞬間を身近にいて感じることが出来るのがうれしくもあり、楽しい時間です。
⑥ ボランティアをしていて一番感動したエピソード
研修会を重ねていくと、スタッフの顔を覚えてくれて声を掛けてくれたり、参加を楽しみにしてなどの感想をアンケートに書いてもらえたりすると、また頑張ってやろうと思います。
⑦ ボランティアをしていてわかったこと
活動を通してこどもたちから元気をもらっています。 今度は何をテーマにしようかと活動内容のヒントを探すことで、私たちもいろいろのことに関心を持つ機会が生まれます。多くの方に応援していただきながら活動ができていることを感じることが原動力につながります。
⑧ 活動をしていく中で、子どもたちの関わりについて考えさせられたこと
こどもたちは多くのことで経験不足をしていると毎回研修を行うたびに感じます。先日の研修では、はがきや手紙の出し方を行ったのですが、切手をどこで買うのかポストの色がほかにもあったなど私たちが何気なく感じていることに疑問を持ったり、困りを感じていることを知りました。 切手は、郵便局以外では買えないとか、ポストの色に赤色以外があった。宛名の書き方がわからない。貼る切手の料金がわからないけど、どうしたらいいか・・・など、多くのことがわからずそのことが困りのきっかけになっていることを知りました。
⑨ これからどんなことに取り組んでいきたいか
なくなっては困るといわれるような団体になっていきたいです。 要望を聞き取りながらこどもたちのためになるような活動をこれからも行っていきます。
⑩ ボランティアを始めたいと思っている人にメッセージ
ボランティア活動は、自分自身を元気にしてくれます。ぜひ、きっかけを見つけて始めて見てください。
<わたしたち現場職員からのお願い>
オレンジの羽根募金では、児童養護施設の子どもたちへ向けた支援活動を行っております
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
ぜひご協力をお願いいたします。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル
日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら
【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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