活動報告

私たちの活動のご紹介
2025年03月31日
ボランティアサポート基金

ボランティア活動報告「特定非営利活動法人チームふくしま」

2025年度児童養護施設ボランティアサポート基金「活動報告」

① ボランティア団体の紹介

2008年、若手経営者たちが「相互支援」や世界をよくしていくことを目的に立ち上げた私たちの団体は、同年より福島県福島市の児童養護施設にて、継続的なボランティア活動を行っています。
東日本大震災をきっかけに「福祉雇用創出・観光促進・防災教育の普及」を目的に復興支援事業「福島ひまわり里親プロジェクト」や防災減災や震災の記憶・教訓の伝承伝達を目的とした独自の検定「ひまわり防災検定」を行わせていただいています。また、誰かが先払いすることで無料や低価格で食事やサービスを受け取れる「お互いさまチケット」の普及や困窮世帯の子ども達への支援事業で無人福祉型子ども食堂「コミュニティフリッジひまわり」を通じたお互いさまで溢れた街の実現を目指す「お互いさまの街ふくしま」を行わせていただいています。
手品ボランティアをきっかけに、児童養護施設の子どもたちとボランティアの大人達が交流するイベントとして18年継続して行わせていただいている、日本一不親切なチャリティイベント「笑うお食事会」。笑うお食事会をきっかけに、子ども達や児童養護施設への理解が深まり、養子縁組や就労等にも繋がっています。
その他、卒園生の前撮り写真会や夢ケーキ、バーベキュー体験、職業体験、リクエストがあった時には家庭教師派遣、定期的なディズニーランド体験会など児童養護施設の子ども達向けの行事をさせていただいております。

② ボランティア活動の魅力

児童養護施設でのボランティアは、子どもたちの心に寄り添い信頼関係を築く貴重な体験です。多様な背景に触れることで価値観が広がり、社会課題への理解も深まります。子どもたちの成長や笑顔に励まされ、自分も支えられていることを実感できます。自分のスキルや時間を活かし、子どもたちの体験や明るい未来につながることも大きな魅力です。

③ 具体的なボランティア活動のエピソード

12月29日に一時帰宅できる子ども達と一時帰宅できない子ども達が分かれる。児童養護施設の方より「子ども達と一緒に過ごしてくれる大人がほしい」とのご要望を受け「笑うお食事会」を行わせていただいています。
大人の参加者には、自身の昼食代の他、子ども1人分の昼食・交通費を負担し、子どもたちと一緒に食事やマナー教室、遊んだりミニコンサートを楽しんだり等一緒に過ごしていただいています。福島県のみならず全国よりご参加いただいています。年毎に内容等は変えておりますが、子ども達と「一緒に」過ごし、体験、学んでいただく事は変わらず、大人が輝けば子どもが輝きます。
参加した大人からは「子どもは大人を信用できないのではなく、もがきながらも信用したいと思っている」との気づきや、「応援する大人がいることが子どもの心に届くように」という想いのコメントが寄せられています。
子どもたちからも「勉強になった」「普段会えない人と交流できて嬉しい」「一生の思い出になった」などの声が上がっており、大人が輝くことで子どもも輝くという大切な時間となっています。

▼笑うお食事会エピソード
https://youtu.be/EpGlXoRSUJU
https://youtu.be/1-gsHMzVChI

④ ボランティア活動を通して学んだことや、成長できたこと、得られたスキルについて

児童養護施設でのボランティア活動を通じて、子どもたちの信頼を得るには丁寧で継続的な関わりが必要であることを学ばせていただいています。傾聴力や共感力、多様性への理解が深まり、価値観も広がります。また、一貫性のある支援の大切さを実感し、行動力や責任感、状況に応じた柔軟な対応力も身につけることができます。

⑤ これから新しくどんなことに取り組んでいきたいか

子ども達の明るい未来のために「笑うお食事会」などの取り組みを継続してさせていただき、児童養護施設や子ども達の理解を深めていけるように繋げさせていただきます。また、子どもたちが多様な体験を通して自分の可能性を広げられるような機会をつくっていくことにも取り組ませていただきます。そして、「笑うお食事会」を全国でも広められるように取り組ませていただきます。

⑥ 児童養護施設で暮らす子どもたちの魅力について

児童養護施設で暮らす子どもたちは、「大人を信用していない子」ではなくて、「もがきながらも、本当は信用したいと思っている子」が多いと思います。一度心を開いてくれると、驚くほどまっすぐで、優しくて、あたたかい子ども達です。
困難な状況や生まれ育った環境によってつらい経験をしてきたからこそ、人の痛みにも敏感で、人の想いにちゃんと応えようとする力強さがあります。彼らは、本当に魅力的で、未来に希望を持たせてくれる存在です。彼らの可能性は無限であり、未来を信じてまっすぐに生きる姿に、私たち大人が学ばされることも多くあります。

⑦ これからボランティアを始めようと思っている人にメッセージ

ボランティアは、誰かの力になるだけでなく、自分自身の学びや成長にもつながる大切な機会です。
まずは、自分自身の心や生活を大切にし、無理のない形で関わることが、何よりも継続の力になります。
自分を満たし、そこから溢れた優しさでできることに取り組むことで、その一歩が誰かの、子どもたちの希望となり、地域や社会にやさしい変化を生み出します。できるところから、あなたらしい一歩を踏み出してみてください。

 





<わたしたち現場職員からのお願い>

オレンジの羽根募金では、児童養護施設の子どもたちへ向けた支援活動を行っております
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
ぜひご協力をお願いいたします。

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企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください




オレンジの羽根募金

児童養護施設の子どもが安心できる社会づくり
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ


お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!

〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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<過去の放送を聴いてみる>

【公開中】Youtubeチャンネル


日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら

【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト

もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館

日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ

2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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