活動報告

私たちの活動のご紹介
2026年06月20日
ボランティアサポート基金

ボランティア活動報告「NPO法人 音楽のチカラ」

2026年度児童養護施設ボランティアサポート基金「活動報告」

① ボランティア団体の紹介

NPO法人音楽のチカラは、「奏でる人にも、聴く人にもチカラを!すべての人に音楽を。」を理念に活動している団体です。私自身、交通事故による脊髄損傷で車いす生活となり、苦しい時期に音楽に何度も支えられてきました。その経験から、障がいや病気、家庭環境などに関わらず、誰もが音楽や文化芸術に触れられる社会を目指して活動しています。
支援学校や病院、高齢者施設、発達支援センター、児童養護施設など、音楽ホールへ足を運ぶことが難しい方々のもとへ演奏家と一緒に訪問し、生演奏や音楽体験を届けています。
音楽を通して「心が動く体験」と「自分らしく過ごせる時間」を届けることが私たちの活動です。

② ボランティア活動を通して学んだことや成長できたこと、得られたスキルについて

活動を通して強く感じたのは、人は誰でも誰かとつながりたい気持ちを持っているということです。
年齢や環境、障がいの有無に関係なく、音楽が流れると自然に笑顔が生まれ、会話が生まれます。その光景を何度も見てきました。
また、一人ひとりの状況に合わせて活動を組み立てる力や、多くの関係者と協力して事業を進める調整力も身につきました。
何よりも「相手の可能性を決めつけないこと」の大切さを学びました。

③ ボランティア活動していて嬉しかったこと、やっていて良かったと感じる瞬間を教えてください。

演奏会のあとに子どもたちが「また来てほしい」「楽しかった」「将来楽器をやってみたい」と話してくれる瞬間です。
特に印象に残っているのは、最初は緊張していた子どもたちが、演奏が進むにつれて笑顔になり、一緒に歌ったり身体を動かしたりする姿です。
音楽には、国境がありません。
翻訳もいらないし、説明もいらない。
その場にいる全員の心をひとつにする力があります。
子どもたちの輝く表情を見るたびに、この活動を続けていきたいと強く感じています。

④ ボランティア活動をしていて、葛藤・対応に迷ったり悩んだことはありましたか?

一度の演奏会で子どもたちに喜んでもらえても、それを継続して届けるためには資金や人材が必要です。
「また来てほしい」と言われても、すべての施設へ十分に訪問できない現実に悩むことがあります。
しかし、その声があるからこそ活動を続けたいと思えます。地域の皆様や企業、助成団体の皆様に支えていただきながら、少しでも多くの子どもたちへ音楽と豊かであたたかい時間を届けていきたいと思っています。

⑤ 児童養護施設で暮らす子どもたちの魅力を教えてください。

子どもたちは本当に素直で、感受性が豊かです。
初めて見る楽器や聴く音楽にも目を輝かせながら反応してくれます。
また、困難な環境の中でも前向きに頑張ろうとする強さや、友達を思いやる優しさを持っています。
私たちは支援する立場で訪問していますが、実際には子どもたちから勇気や元気をもらうこともたくさんあります。
一人ひとりが大きな可能性を持っていると感じています。

⑥ 児童養護施設についてどんなイメージを持っていますか?

児童養護施設は、子どもたちが安心して暮らしながら、自分らしく成長していくための大切な居場所だと思っています。
昨年、山形県内の児童養護施設を訪問した際、施設内に卒園生の結婚式の写真が飾られているのを見ました。施設を巣立った後も、人生の節目に施設の職員の皆さんへ会いに来る関係が続いていることにとても感動しました。
「帰ってきたいと思える場所がある」ということは本当に素晴らしいことだと思います。その光景を見たときは胸がいっぱいになり、思わず涙がこぼれました。
また、訪問を通して感じるのは、子どもたちの笑顔や挑戦する姿、それを支える職員の皆さんの温かさです。児童養護施設は子どもたちの生活を支えるだけでなく、人とのつながりや安心感、そして未来への希望を育む大切な場所だと感じています。

⑦ 児童養護施設の子どもたちにどのような支援が必要だと思いますか?

子どもたちには、生活や学習を支える支援はもちろんですが、それと同じくらい「心が動く体験」が必要だと思っています。
音楽やスポーツ、芸術、自然体験などを通して、自分の好きなことや得意なことを見つける機会は、将来の夢や自己肯定感につながります。
私自身、障がいを負った後に音楽に支えられ、生きる力をもらいました。その経験から、子どもたちにも人生を豊かにする体験や感動と出会う機会を届けたいと思っています。
また、施設を卒園した後も、困った時に相談できる人や安心して頼れるつながりを持ち続けられることも大切だと感じています。
「自分は大切な存在なんだ」と感じられる経験や人とのつながりが、子どもたちの未来を支える大きな力になると思います。

⑧ これから団体として新しくどんなことに取り組んでいきたいか教えてください。

私たちはこれまで、生の音楽を届ける訪問演奏会を中心に活動してきました。これからは演奏を「聴く」だけではなく、子どもたち自身が楽器に触れ、音楽を体験できる機会をさらに増やしていきたいと考えています。
音楽には正解がありません。だからこそ、自分らしく表現することや、仲間と一緒に何かを作り上げる喜びを感じてもらえると思っています。
また、児童養護施設だけでなく、病院や支援学校、発達支援センターなど、さまざまな理由で文化芸術に触れる機会が少ない子どもたちへも活動を広げていきたいと考えています。
私たちの願いは、どんな環境にいる子どもたちにも「心が震える体験」や「心豊かな時間」を届けることです。そして音楽との出会いが、自分の未来に希望を持つきっかけになれば嬉しく思います。
将来的には、地域の企業や学校、福祉施設とも連携しながら、子どもたちがさまざまな人と出会い、多様な価値観や経験に触れられる機会を増やしていきたいと考えています。

⑨ これからボランティアを始めようと思っている人にメッセージをお願いします。

ボランティアは、特別な人だけがするものではありません。
「誰かの力になりたい」「何か自分にもできることがあるかもしれない」そんな気持ちがあれば十分だと思います。
私自身、多くの現場を訪問してきましたが、活動を通して出会った子どもたちや地域の皆さんから、たくさんの笑顔や勇気をいただいてきました。
人のために始めた活動が、気が付けば自分自身の人生を豊かにしてくれる。ボランティアにはそんな力があると感じています。
そして、あなたのほんの少しの時間や行動が、誰かにとっては忘れられない思い出や、大きな希望になることがあります。
完璧である必要はありません。まずは一歩踏み出してみてください。その一歩から、新しい出会いや学び、そしてかけがえのない経験が始まると思います。
一人でも多くの方が地域や子どもたちとつながり、お互いを応援し合える社会になれば嬉しく思います。

 





<わたしたち現場職員からのお願い>

オレンジの羽根募金では、児童養護施設の子どもたちへ向けた支援活動を行っております
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
ぜひご協力をお願いいたします。

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オレンジの羽根募金

児童養護施設の子どもが安心できる社会づくり
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ


お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!

〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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<過去の放送を聴いてみる>

【公開中】Youtubeチャンネル


日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら

【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト

もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館

日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ

2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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